在来作物 冬【小真木だいこん】
冬【小真木だいこん】
鶴岡市小真木地区を中心に栽培される。長さ20〜25cmの徳利型の置漬け用白首だいこん。生では苦味があり、おろすと辛みが強い。庄内の正月料理の「ハリハリ漬」に欠かせない野菜。葉もやわらかく美味。
冬【小真木だいこん】
鶴岡市小真木地区を中心に栽培される。長さ20〜25cmの徳利型の置漬け用白首だいこん。生では苦味があり、おろすと辛みが強い。庄内の正月料理の「ハリハリ漬」に欠かせない野菜。葉もやわらかく美味。
冬【温海かぶ】
鶴岡市温海地区で330年以上前から焼畑栽培され、山形県に残存する在来作物の中で最も古い歴史を持つものの一つ。カリッとした歯ごたえは漬物にしても絶品で、200年以上前の古文書に、高植で珍重された(かぶ18個で米一升と交換された)との記述が残っている。
冬の行事食「大黒様のお歳夜」【12月9日】
大黒様が妻を迎える夜とされています。豆炒りや米炒り、まっか大根(二股大根)を供え、黒豆料理と大根料理を食べて、豊作と子孫繁栄を祝います。豆と大根は畑作物の代表であり、それらを供えることは大黒天を農神として信仰していることを示しています。
大黒様とまっか大根
大黒様は餅が大好きだったそうです。ある時、餅をたらふくごちそうになり、家に帰る途中腹痛をおこしました。川端で大根を洗っていた嫁に「一本下さい」と頼みましたが、嫁は姑から大根の本数を数えて渡されているので、あげることができず困りましたが、大根の中にあった、まっか大根(二股大根)の一方をかき取ってあげました。大黒様はもらった大根で腹痛を治すことができたので、たいそう喜ばれたそうです。このことから、毎年大黒様にまっか大根を供えることにしたそうです。又、まっか大根は大黒様のお嫁さんだとも言われています。
献立内容
(写真のお膳左下から)
*黒豆ご飯
*焼き豆腐の田楽
*ハタハタの田楽(子孫繁栄の願いを込めて作ります)
*黒豆なます
*納豆汁
(写真右)
*米炒り
他に、まっか大根(二股の大根)、豆炒り、升一杯の豆、御神酒、升に財布などを入れて供えます。このお供え物には一年の収穫や収入を感謝する意味が込められています。豆尽くしの料理を作る大黒様のお歳夜の料理は、家族がまめ(健康)に暮らせるようにとの願いも込められています。
山形県鶴岡市食文化プロジェクト「つるおかおうち御膳」には伝統行事と食文化が紹介されています。
鳥海山は、山形県と秋田県にまたがる標高2236mの名峰で、日本百名山にも選定されています。多くの登山客や観光客が訪れる人気の山です。冬に雪が積もると富士山のような姿を見せるため「出羽富士」とも呼ばれています。夏の緑、秋の紅葉など、四季折々の表情が魅力的です。
山頂からは鳥海高原や日本海を一望でき、晴れた日や空気が澄んでいる日には、美しい月山の姿を見ることもできます。
鳥海山は修験道の霊場としても知られ、古くから多くの信仰を集めてきました。山中には古い神社や寺院が点在し、歴史と文化が息づいています。
鶴岡から鳥海ブルーライン上にある「鉾立(ほこだて)」登山口までは車でわずか1時間ほど。鶴岡の温泉地は、登山の疲れを癒すのに最適なスポットとなっています。
三の坂を登ったところに斎館(羽黒山参籠所)があり、現在は参拝客の宿泊所、食事処として利用されています。
窓からは庄内平野の雄大な景色を眺められ、精進料理は、長い年月に育まれた上品で洗練された味わいを楽しめます。
芭蕉膳と名づけられた雪の膳、月の膳、花の膳の三種類もあります(要予約)。
羽黒山の三の坂を登ったところに斎館(羽黒山参籠所)があります。
現在は宿泊所や食事処として利用されていて、窓からは庄内平野の雄大な景色を楽しめます。
精進料理は、長い年月に育まれた上品で洗練された味わい。
芭蕉膳と名づけられた雪の膳、月の膳、花の膳の三種類もございます。
国道7号バイパス沿い、山形道鶴岡IC付近という絶好の場所にあり館内は、新鮮な海の幸を販売するさかな市場や、山の幸・里の幸、県内の名産品を集めた銘品館、食堂や軽食コーナー、観光案内コーナーなど充実。駐車場もゆったりスペースで、安心してお立ち寄りでき、観光客や家族連れで賑わっています。
2024年8月をもって、閉店いたしました。
庄内の食材でつくるパスタやドルチェをどうぞ!
「食の都庄内」親善大使奥田政行オーナーシェフプロデュースのイタリアンレストラン。店名の「ファリナモーレ」は、イタリア語で“粉”を表す「farina」と、“愛してる”の「amore」の造語。20種類ほどのパスタを常時備え、パスタをメインとしたフルコースも楽しめます。
旅を味わって手渡す「鶴岡食のてはがき」
「食のてはがき」は、旅をしながら、ユネスコ食文化創造都市・鶴岡ならではの食を味わっていただき、次の人に手渡していく、旅を味わって手渡す絵はがきです。旅先で出会った人に渡すもよし、お店の人に返すもよし。
飲食店紹介ツール「鶴岡 食のてはがき」について
祓川をはさんで流れ落ちる須賀の滝は江戸時代、当時の天宥別当が遠く月山より8kmの水路をひいて作ったもので不動の滝と名づけられていた。水音や白いしぶきは涼感を誘い、ここでカメラを構える人も多い。
月山・羽黒山・湯殿山の三神を合祭した日本随一の大社殿。厚さ2.1mの萱葺の屋根、総漆塗の内部など、その全てに迫力があって見ごたえ十分。本殿は度重なる火災にあったが、現在の社殿は文政元年(1818)に再建したもの。前方の鏡池は、神秘の御池として古来より多くの信仰を集め、羽黒信仰の中心でもあった。
●羽黒山頂の見学所要時間 約30分~
松ヶ岡開墾場は、明治維新後、庄内藩士たちが拓いた緑豊かな大地は、国指定史跡として指定を受けております。その中に瓦葺上州島村式三階建の蚕室が五棟現存し、一棟が修復されて松ケ岡開墾記念館となっています。
日本遺産 サムライゆかりのシルク
■150th あゆみ
■松ヶ岡開墾場施設案内
≪松ヶ岡開墾場情報≫
■松ヶ岡本陣(要予約)
開館時間:10:00~15:00
休館日:不定休
電話:0235-64-1331
■1番蚕室【松ヶ岡開墾記念館】
開館時間:9:00~16:00
休館日:水曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始、臨時で開館・閉館あり
入館料:一般 300円(中学生以下無料)
電話:0235-62-3985
松ヶ岡開墾記念館公式サイト
■2番蚕室
【1階休憩所、2階ギャラリー】
開館時間:9:00~16:00
休館日:水曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始、臨時開館・閉館あり
【一翠苑(1階)】
営業時間:11:00~14:00
休業日:水曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始、臨時休業等あり
電話:0235-62-2928
【松岡窯陶芸教室】
営業時間:9:00~16:00
休業日:水曜日(祝日の場合は翌平日/冬期不定休)、年末年始、臨時休業等あり
電話:0235-62-4824
■3番蚕室【おカイコさまの蔵】
開館期間:6月と9月の蚕飼育時 9:00~16:00
休館日:飼育期間中は無休
電話:0235-64-1331
■4番蚕室 【シルクミライ館】
営業時間:9:00~16:00
休業日:⽔曜⽇(祝⽇の場合は翌平⽇)、12⽉29⽇〜1⽉3⽇
電話:0235-33-8424
≪Kibisoショップ≫
鶴岡のシルク製品ブランドを展⽰、販売しています。
ストール/バッグ/帽子/スリッパ/傘/ブックカバー/インテリア/ビジネス/その他
営業時間:9:00~16:00
休業日:水曜⽇(祝⽇の場合は翌平⽇)、12月29日〜1月3日
電話:0235-26-8901
■寄宿舎 【くらふと松ヶ岡 こぅでらいね】
営業時間:10:00~16:00
休業日:水曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始、臨時休業等あり
電話:0235-62-2888
◎一番蚕室【松ヶ岡開墾記念館】
開館時間9:00~16:00
入館料 300円(中学生以下無料)
休館日/水曜日(祝日の場合は翌平日)12/29~1/3
電話0235-62-3985
1階/開墾、農業、蚕糸関係資料を展示。
2階/開墾士の末裔であった田中兄弟が収集した全国の土人形、土鈴など郷土玩具コレクション約25,000点を展示。