鶴岡歴史めぐり「城下町満喫!徒歩コース」
鶴岡市街地
山形県鶴岡市には、今も城下町の風情が息づいています。江戸時代、庄内藩の藩庁が置かれたこの地は、1622年に酒井忠勝が入部して以来、明治維新まで12代にわたり酒井氏が治めました。現在も酒井家の当主が鶴岡に暮らし、市街地には藩校建造物(東北地方で唯一現存)や明治時代の洋館など、歴史的な文化財が点在しています。
「酒井家庄内入部400年観光ガイドブック『今も殿がくらすまち』」では、鶴岡の歴史や町の魅力を紹介しています。約3時間の基本コースに加え、酒井家ゆかりの地が街中に点在。時間の許す限り、歴史風情を感じながら、ゆっくりとめぐってみてはいかがでしょうか。
酒井家庄内入部400年観光ガイドブック『今も殿がくらすまち』(外部リンク) | https://www.city.tsuruoka.lg.jp/static/sakai400th/catalog/index.html?page=1 |
旧風間家住宅「丙申堂」

風間家は、鶴岡城下で庄内藩の御用商人として発展し、後に鶴岡一の豪商となり産業の振興に力を注ぎました。明治29年、住居と営業の拠点として建てられた丙申堂は、豪商の往時の面影を今に伝える貴重な歴史遺産として国指定重要文化財にも指定されています。
住所 | 鶴岡市馬場町1-17 |
旧風間家住宅 「丙申堂」 | https://www.tsuruokakanko.com/spot/386 |
徒歩約3分
鶴岡カトリック教会 天主堂

赤い塔屋がひときわ目を引く白亜の殿堂。明治36年に建てられたものでロマネスク様式教会建築の傑作として国の重要文化財に指定されています。ステンドグラスとは異なる独自の技法でつくられた「窓絵」や世界的にも珍しい「黒い聖母マリア像」は、国内ではこの教会でしかみられない貴重なものです。
住所 | 鶴岡市馬場町7-19 |
鶴岡カトリック教会 天主堂 | https://www.tsuruokakanko.com/spot/480 |
徒歩約9分
光明寺の笠マツ
酒井家の家臣(石原道秀)が創建した寺にある、樹齢およそ400年の松。鶴岡市の天然記念物に指定されています。
住所 | 鶴岡市本町2-9-8 |
光明寺(外部サイト) | https://www.city.tsuruoka.lg.jp/static/sakai400th/yukarinochi/koumyouji.html |
徒歩約7分
馬場町のタブの木

樹齢約400年。根回り約5m、高さ約15m。酒井藩の家老、服部瀬兵衛の屋敷のあったところにあり、酒井藩が飛島見地の際に、持ち帰った苗木が植栽された、また、酒井家の入部の際に持ち込まれた、などの言い伝えがある。県指定文化財天然記念物。
住所 | 鶴岡市馬場町8番地内 |
馬場町のタブの木 | https://www.tsuruokakanko.com/spot/840 |
徒歩約5分
大寶館(鶴岡公園内)

赤いドームと白壁が特徴の洋風建築物。大正天皇の即位を記念して大正4年(1915)に建てられました。開館当初は物産陳列場、戦後は市立図書館として利用され、現在は、明治の文豪・高山樗牛や日本のダ・ヴィンチといわれた松森胤保など、鶴岡が生んだ先人たちの偉業を讃える資料を展示しています。
住所 | 鶴岡市馬場町4-7(鶴岡公園内) |
大寶館(鶴岡公園内) | https://www.tsuruokakanko.com/spot/408 |
徒歩約14分
総穏寺(土屋両義士の像)
実話を基に描かれた藤沢周平の小説「又蔵の火」の舞台となったお寺。境内には相打ちで果てた土屋両義士の像があります。
住所 | 鶴岡市陽光町5-2 |
総穏寺(外部サイト) | https://www.city.tsuruoka.lg.jp/static/sakai400th/yukarinochi/soonji.html |