”お酒好き”必見!山形県鶴岡市2泊3日大人のカップル温泉旅
羽黒エリア
鶴岡市街地
手ぬぐいスタンプ設置箇所
最近、2人で旅行も行けていないよね?コロナも落ち着いたしそろそろお出かけしようか?日々の仕事で、ゆっくり2人の時間を過ごせていない・・そんなご夫婦に向けて、思う存分「自然」と「グルメ」と「温泉」そして「おいしいお酒」を楽しんでもらう大人の旅の提案です。山形県鶴岡市は、山里川海の豊かな自然と食材に加え、日本酒やワインの製造も盛んです。貸切タクシーに乗ってこだわりの宿、おいしい食事とお酒・・たまにはプチ贅沢な2人時間を愉しんでみましょう。(なお情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどでも事前確認することをおすすめします)
鶴岡グルメのスタートは『つるおか食文化市場FOODEVER』
鶴岡駅前マリカ東館にある、FOODEVER(フーデェヴァー)で早速、鶴岡グルメをいただきます!郷土料理とお酒のお店「つるおか旬暦 彩鶴」をはじめ、食の都庄内親善大使・奥田シェフがオーナーを務めるパスタとスイーツのお店「ファリナモーレ」「ファリナモーレ・ドルチェ」、鶴岡名産の麦切りも提供するそば屋さん「結心」、地元の肉屋さんがオーナーの洋食のお店「肉バル YAKU禄」と、食べたいものが盛りだくさん。
土日祝日なら、ランチタイムでも「日本酒バー彩鶴」が利用でき、地元の日本酒やワインを楽しめますよ。
●つるおか食文化市場FOODEVER/山形県鶴岡市末広町3−1
(*2023年時点 「日本酒バー彩鶴」閉店いたしました)
クラゲドリーム館で夢の世界へ
『鶴岡市立加茂水族館』
鶴岡市で鉄板の観光といえば、鶴岡市立加茂水族館。10,000匹のクラゲが浮遊する「クラゲドリームシアター」を一目見ると、神秘的な空間に酔いしれます。ホワホワしたクラゲの動きに癒され、まったりと夢の世界に。もちろん、インスタ映えもバッチリ。
クラゲドリーム館を愛称とするほど、クラゲに特化した水族館。常時クラゲの展示数60種類以上と世界からも注目の的でクラネタリウムエリアに踏み入ると果てしなく癒される神秘的な世界。他にも地元の淡水魚や目の前の海に生息する海水魚、庄内伝統の「庄内竿」の展示など趣向が凝らされているのもオモシロイ。2019年には恋人の聖地にも認定されております!
●鶴岡市立加茂水族館/山形県鶴岡市今泉大久保
加茂水族館(クラゲドリーム館)
初日はちょっと早めに『由良温泉』にチェックイン&周辺散策
初日の宿泊は『由良温泉』。全国渚百選・日本の夕陽百選・日本の水浴場五十五選にも選ばれた由良は、出羽三山の開祖、蜂子皇子上陸の地として美しい景観とロマン息づくのどかな漁村です。街のシンボル、白山島に映える夕日と潮風に包まれて、きっと心を癒してくれることでしょう。
夕食はすぐ近くの由良港で水揚げされた新鮮な日本海の海の幸を活きのいいままそのままに余すことなく満喫できますよ。
●由良温泉 ホテル八乙女/山形県鶴岡市由良3-16-31
2日目 『国見山 玉川寺』でのんびりリラックス♪
由良温泉を出発して、2日目の最初の目的地は花の寺『玉川寺』へ。四季折々の花で彩られる庭園は一見の価値ありですよ。
国指定名勝の玉川寺庭園で多彩な草木を眺めながら、抹茶と和菓子のセットをいただきます。午前中のひと時をのんびり過ごしてみてはいかがでしょうか。
●玉川寺/山形県鶴岡市羽黒町玉川字玉川35
玉川寺
ランチの前に『松ヶ岡開墾場』を散策~サムライゆかりの鶴岡シルク~
旧庄内藩士が刀を鍬に替えて決死の開墾にあたり、絹の生産を手掛け産業振興に貢献した歴史を伝える松ヶ岡開墾場。春は花桜、夏は葉桜、秋は紅葉を楽しみながらゆっくり過ごせます。その周辺には、食事処やシルクショップがあります。
蚕が最初に吐き出す糸(きびそ)を使いエコロジカルでナチュラルな絹製品が展示・販売されています。肌ざわり良く、さりげなく高級感を与える“きびそ製品”を手に取ってみてはいかがでしょうか?
●kibisoショップin松ヶ岡/山形県鶴岡市羽黒町松ヶ岡25
松ヶ岡開墾場
絶景!オシャレなランチ!鶴岡市ワイナリー『ピノ・コッリーナ松ヶ岡』
松ヶ岡開墾場隣に、地中海を連想する白い建物のピノ・コッリーナ松ヶ岡にて、ランチタイム。創設者の早坂剛氏がイタリアの世界遺産ランゲの丘に行った際、アルプスをバックにした一面ブドウ畑の風景が月山をバックにした松ヶ岡に重なり、松ヶ岡をブドウ畑にしたいと思ったのが始まりです。
ブドウ畑を目の前に、庄内産の食材を使った料理とワインを頂くと、気分はもう最高ですよね。白を基調とした建物と快晴の空の青、ブドウ畑の緑のコントラストもバッチリです。
●ピノ・コッリーナ ファームガーデン&ワイナリー松ヶ岡/山形県鶴岡市羽黒町松ケ岡字松ケ岡156-2
お腹が満たされた後は『鶴岡公園』周辺を歩いて観光
贅沢な風景とおいしい食事のあとは、鶴岡公園へ移動。「致道博物館」をはじめ、城下町鶴岡の街並みを散策し鶴岡市の歴史に触れてみませんか。
どこか懐かしい建造物や荘内藩主を祀る「荘内神社」などを観ながら、少し先の「鶴岡カトリック教会天主堂」へ。武家門の奥に見える天主堂は、和と洋の組み合わせで気になるスポットです。近くには地元の工芸品などが揃うお土産屋さん「HOUSE清川屋」もあります。お気に入りの逸品が見つかるかも!
●鶴岡公園/山形県鶴岡市馬場町
散歩の後は『Cafe Arx』で映えスイーツを♪
公園散歩で疲れた後はゆったりコーヒータイム。2020年にオープンした鶴岡カフェの新スポットはポップでラグジュアリーな癒し空間。
オススメなのはポップでかわいい『もこもこソフト』。特選抹茶やチョコレート、完熟苺シロップなど11種類のトッピングが選べてバリエーションも豊富です。特に”ハートもなか”やカラフルな丸いお煎餅の”おいり”は見た目もグッとかわいくなるのでイチオシです。
●Cafe Arx/山形県鶴岡市北茅原町5-34
2日目の宿泊は『湯野浜温泉』で夕陽を堪能♪
宿に入ると入口正面のロビーで夕陽がお出迎え2日目の宿泊先は『湯野浜温泉 竹屋ホテル』へ。玄関を入ると窓の縁に切り取られた絵画のような日本海の夕景がお出迎えしてくれました。
温泉に入ってゆったりした後はお待ちかねのお食事の時間。せっかく酒どころに来たのでと地酒を注文。地元の日本酒と海の幸の相性はやっぱり抜群!ついつい飲みすぎてしまいそう。竹屋ホテルでは鶴岡7蔵のお酒を1合づつでも販売していて、いろんなお酒を少しづつ楽しむこともできるのが良いですよね。”お薦め3種の飲み比べセット”もあるのでお酒が強くない方も鶴岡のお酒を楽しむことができます。
●湯野浜温泉 竹屋ホテル/山形県鶴岡市湯野浜1―9―25
帰宅後の”酒の肴”を求めてお土産さがし!『つけもの処本長』
昨夜の夕飯で頂いたお漬物も、米どころ庄内の地酒と相性が抜群です。そこでお土産リストに追加を即決!鶴岡の在来野菜を漬物の素材としている「つけもの処本長」へ。
鶴岡市の在来作物「藤沢かぶ」「あつみかぶ」「民田なす」などなど、鶴岡ならではの漬物が店先に並んでいます。その中に珍しい漬物を発見しました!「蔵王チーズの粕漬」です。蔵王でつくられたクリームチーズを地元庄内の酒粕に漬け込んだ逸品。絶対にワインと相性がいいはず!あまり見る機会のない漬物蔵も無料で(要予約)見学できました。
●(株)本長/山形県鶴岡市大山1-7−7
『龍王尊 善寳寺』でご祈祷と精進料理の昼食
龍神信仰の寺として航海安全や大漁を祈願する漁業関係者に信仰厚い善寳寺。かつては人面魚が居るお寺としても話題になりました!境内には五重塔や山門、お堂などが並び見どころいっぱい。深い緑の中に神秘的な雰囲気を漂わせたパワースポットです。
鶴岡グルメをたらふく味わった最終日の昼食は、精進料理をいただいて身体をリセットしてみませんか?(精進料理は要予約)ご祈祷セットのプランもあるので心も一緒にリフレッシュできますよ。
●龍澤山 善寶寺/山形県鶴岡市下川関根100
ラーメン消費量日本一の山形県!鶴岡グルメのゴールはラーメンで
山形県庄内地方に来たら、やっぱりラーメンも食べたい!ラーメン消費量が日本一の山形県。もちろん鶴岡市にも、おいしいラーメン屋さんがたくさんあります。鶴岡市を出発する前に、ちょっと寄り道をしてみましょう。夜は居酒屋ですが、お昼はラーメン屋さんとして営業している「たま家」へおじゃまします。
ジューシーで食べ応えがあるチャーシューと、ちぢれた麺がスープとの相性が良いです。中華そばは太麺と細麺が選べます。他に、つけ麺、まぜそば、餃子のメニューもあり、シェアしながら食べるのもおすすめです。
●たま家/山形県鶴岡市末広町11−7
おいしい ”食” と ”酒” を巡る旅
いかがでしたか?今回は鶴岡グルメと地酒&ワインを巡りながら、鶴岡の自然や歴史、温泉も堪能できる2泊3日の旅をご紹介しました。普段ゆっくり飲めない”お酒”をのんびり楽しみながら贅沢な時間を過ごす鶴岡の風土がそれを後押ししてくれる旅。酒どころ山形 鶴岡で、自分好みのお酒を探す旅に出かけてみてはいかがでしょうか?
この記事は RETRIP掲載の記事を元に作成しています。https://rtrp.jp/articles/133109/
(2021年12月24日時点の情報を掲載しています)