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ドライブしながらパワースポット巡り。山形県鶴岡2泊3日プランはコレだ!

朝日エリア

羽黒エリア

鶴岡市街地

手ぬぐいスタンプ設置箇所

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山形県といえば、何を思い浮かべますか?実は、パワースポットから海の幸、山の幸などのおいしい料理、そして自然に囲まれた絶景など、数え切れないほどの魅力が目白押しなんです。今回は、そんな山形県の中から「鶴岡市」をピックアップ!ドライブで巡礼するパワースポットと海、庄内平野の美味を味わい尽くす3日間のプランをご紹介します!

【1日目】街中にひっそり息づく、
庄内の”とき”を感じる日。


【12:00】「おいしい庄内空港」に到着

今回の旅の出発は「おいしい庄内空港」から。11時に羽田空港発の便に乗れば、12時に到着します。さっそくレンタカーを借りに行って、山形の旅に繰り出しましょう!ちなみにレンタカーは「レンタカーターミナルビル」で借りられますよ(ターミナルまでは送迎バスが出ています)。
●庄内空港/山形県酒田市浜中

【12:30】「東屋カフェふぅ」でランチ

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空港を出発して、広大な平野を横目に車を走らせたら、まずはランチスポット「東屋カフェふぅ」へ向かいましょう。「やさいの荘の家庭料理 菜ぁ(なぁ)」(築130年の古民家をリノベーションし、身体に優しい食事を提供するレストラン)の敷地内あるこちらのカフェは、夏には青々とした水田の風景を、秋の収穫の時期には黄金色に染まった一面の稲穂の世界を望みながら食事やお茶を楽しめる、知る人ぞ知るスポットなんですよ。

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こちらでは通常、手作りのシフォンケーキやパフェ、プリンと、庄内柿を使ったレモネードやコーヒーなどのドリンクが楽しめるのですが、毎週火曜日のみワンプレートランチをいただくことができるんです◎菜ぁのスタッフさんが丁寧に作った庄内の家庭の味を是非いただいてみてくださいね♪なお、火曜日以外のランチはお隣の「菜ぁ」で。のどかな風景と古民家の佇まいでくつろげます。
●東屋カフェふぅ/山形県鶴岡市福田甲41 やさいの荘の家庭料理 菜ぁ内
●やさいの荘の家庭料理 菜ぁ/山形県鶴岡市福田甲41

【14:00】「荘内神社」にお参り♪

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のどかな風景と美味しい料理で満足したら、「荘内神社(しょうないじんじゃ)」へ移動しましょう。この荘内神社が鎮座している所は「鶴ヶ岡城(つるがおかじょう)」の本丸御殿があったところで、歴代の庄内藩主を祀っているのだとか。開運招福・家内和合・産業繁栄の神様として、地元の方からも親しまれ続けている神社なんですよ。

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こちらの神社には、手水舎の水面をお花で彩る「花手水(はなちょうず)」があるんです。地元の花屋さんから仕入れている色とりどりの花々と、うさぎのオブジェの組み合わせは、メルヘンでフォトジェニック♪Instagramでは、花手水の入れ替えや、イベントなどが更新されているので、訪れる前にぜひチェックしてみてくださいね。
荘内神社/山形県鶴岡市馬場町4-1 

【16:00】「フルーツショップ青森屋」でみずみずしい甘みを堪能

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お次に向かう先は、フルーツ王国・山形ならではのスポット「フルーツショップ青森屋」です。1階に、社長自らが産地に赴いて調達したフルーツショップがあり、厳選されたフルーツをケーキなどのスイーツやジュースなどとしていただくことができますよ◎

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白を基調としたオシャレでかわいらしい空間なので、思わず「きゅん」としてしまうかも。旬のフルーツをふんだんに使ったタルトやジュースを味わえば、贅沢な気分にも浸れちゃいますよ。事前予約をすれば、1組限定の貸切ルームを使用できるので、よりプライベートに楽しみたい方は利用してみてはいかが?ちなみに、鶴岡駅近にあるのでアクセスも良しです◎
●フルーツショップ青森屋/山形県鶴岡市末広町7-24

【18:00】「ショウナイホテル スイデンテラス」にチェックイン

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スイーツで小腹も満たしたら、本日のお宿「ショウナイホテル スイデンテラス」へ。水田に囲まれた建物は4つの棟に分かれており、東西南北さまざまなロケーションから庄内平野の景観を楽しめるようになっているんですよ。外から見ると田んぼに浮かんでいるように見えるのもファンを引きつけている魅力の1つ。内部は、木のぬくもりを生かしたシンプルで居心地のよい空間となっていますよ。

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館内には、天然温泉やスパ、サウナのほかに、全部で約2,000冊もの本が並ぶライブラリーやバーもあるんです。静かな田園風景を眺めながら、日常の疲れを落としてデトックスしたいなら、気になった本を手にとってみたり、地酒を大人っぽく嗜んでみるのもいいかも。是非スイデンテラスだからこそ味わえる、特別な時間を味わってみてくださいね。
ショウナイホテル スイデンテラス | SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSE
山形県鶴岡市北京田字下鳥ノ巣23-1

【2日目】出羽三山のご利益と、
山の景色と。

【10:00】「湯殿山神社」で神秘のお詣り体験

湯殿山神社紅葉
湯殿山神社紅葉

2日目はいよいよパワースポット巡りへ!まずは羽黒山(はぐろさん)、月山(がっさん)と共に出羽三山(でわさんざん)に数えられる湯殿山(ゆどのさん)から向かいましょう。スイデンテラスから湯殿山神社本宮までは、車で50分程。湯殿山は開山期間が6月1日から11月上旬までです(降雪の時期は閉山となります)。

湯殿山神社は、旧来より続いている参拝ルールを厳粛に守っている神社。例えば履き物を脱いで裸足になり、お祓いを受けてからでないとお詣りができないなど。また参拝の様子や御神体についても明かしてはならないという神秘に満ちた神社なんです。特に本宮付近は写真や動画の撮影もNG。ご案内に従って、ルールを守りながら参拝しましょう。

湯殿山神社に入る手前には、赤い鳥居が立ち並ぶフォトジェニックなスポットが。こちらもあわせてご参拝くださいね。

<開山期間について>
開山期間は「6月1日~11月上旬まで」となっております。
湯殿山神社/山形県鶴岡市田麦俣六十里山7 

【12:00】「七ツ滝」で壮大な自然の力を感じる

七ツ滝

参拝で身を清め、心を整えたら、車で約30分のところにある「七ツ滝(ななつたき)」へ移動しましょう。六十里越街道(ろくじゅうりごえかいどう)沿いにあるこちらの滝は、日本の滝百選の一つにも数えられています。その落差はなんと90mもあるんだそう。湯殿山参りする修行者が滝に打たれながら山ごもりをし、身を清めたという言い伝えもあり、神聖な雰囲気を感じられるスポットとなっていますよ。

近くの七ツ滝公園からは、滝の全景も上から見下ろすように観賞できるので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。周囲の大自然と滝の組み合わせは、まるで絵に描いたかのよう。紅葉シーズンには、このような絶景が眺められるので、美景好きには特におすすめしたいポイントです!
七ツ滝/山形県鶴岡市田麦俣七ツ滝

【13:00】「羽黒山」で2446段の石段詣りに挑む

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お次は出羽三山の中心ともいえる、羽黒山へ!車では40分ほどの距離です。ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンにて3つ星を獲得したこちらでは、出羽三山の月山、湯殿山の神々も祀られているので、月山と湯殿山に参拝できない場合でもこちらで三山分を一度にお参りすることもできます。精進料理をいただける「斎館(さいかん)」で遅めのお昼ご飯を済ませるのもおすすめです。

羽黒山頂

そんな羽黒山はかつての山岳信仰ので形成された修行道を今でも残しており、現在は全部で2446段の石段を登ることで参拝できるようになっています。「お注連(しめ)」を首にかけて歩く「石段詣(いしだんもうで)」に参加すれば、神秘的な空間が織りなす『時』と『空気』につつまれ、日々の喧騒の中では出会えない本来の自分を発見できるかもしれませんよ。忙しない心を穏やかにしながら、この空間を五感で味わってみてくださいね。

坂の途中には日がさしている時間しか営業していないお茶屋さんがあり、名物は「力餅」。庄内平野の絶景と共にパワーチャージをしてみてはいかが?
羽黒山/山形県鶴岡市羽黒町手向羽黒山
羽黒山斎館

【16:30】「由良海岸」の夕日で癒やされる

2日目の締めは、夕日が美しい絶景スポット「由良海岸(ゆらかいがん)」。日本海に沈む夕日を見ることができ、赤い橋と共に撮影するとより幻想的です。日本海の夕日は、特に初夏と秋が見ごろなとか。ロマンチックな気分に浸ってみてくださいね。

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さらに空気が澄んでいる時は、「グリーンフラッシュ」という現象を拝むこともできるそう。グリーンフラッシュとは、太陽が完全に沈む直前に、緑色の光が一瞬輝いたように見える、極めて珍しい現象のこと。「グリーンフラッシュを見た人は、一生幸せになれる」なんて言い伝えもあるそうですよ。
●由良海水浴場/山形県鶴岡市由良
由良海水浴場

【17:00】「湯野浜温泉 竹屋ホテル」にチェックイン

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2日目の宿泊先は、日本海の絶景を望めるホテル「温野浜温泉 竹屋ホテル」です。こちらのホテルは、日本海に面していることもあり、ロビーやお部屋、露天風呂、お食事会場から見える絶景ビューが最大の見所!それぞれのポイントから見え方の違いを楽しんでみてくださいね。

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また、こちらのホテルでは、様々な日本海の恵みを味わうことができます。なかでも、おすすめの海の幸は”鯛”。食べ方は3種類もあるんですよ!「刺し身」「浜焼き」「兜揚げ」と、様々な調理方法でいただけます。他にも、庄内ならではの味覚が勢揃いしているので、知らない料理については質問してみても面白いかも。お酒が飲める方は、山形の地酒も是非、試してみてくださいね。
●湯野浜温泉 竹屋ホテル/山形県鶴岡市湯野浜1―9―25
湯野浜温泉

【3日目】加茂水族館で海を、
善寳寺で祈りを感じる。

【9:00】「加茂水族館」の画面映えスポットでテンションMAX

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3日目のスタートは、Instagramでも話題の「加茂水族館(かもすいぞくかん)」です。クラゲドリーム館として新たにオープンしたこちらの施設、今ではインスタ映えスポットとして、人気を集めています。こちらの、直径5mの水槽を背景にフォトジェニックショットを撮ってみてくださいね。

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円柱型のクラゲ水槽「クラゲチューブ」は見る角度によりまた違った世界が広がります。他にもクラゲ解説コーナーなど、クラゲにまつわるあれこれを知ることができますよ。

水族館を回ったあとは、クラゲアイスクリームをいただいてみるのはいかが?クラゲアイスクリームには、細切れになったクラゲがパラパラと乗せてありますよ。ちなみにクラゲソフトクリームもあり、こちらはアイスの中にクラゲが混ぜ込んであります。
●鶴岡市立加茂水族館/山形県鶴岡市今泉大久保
加茂水族館(クラゲドリーム館)

【12:00】ラーメン大国・山形の人気店「太麺屋」で舌鼓♪

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クラゲを堪能したら、いつの間にかランチタイムに。今日はご当地ラーメンの「鶴岡ラーメン」をいただきましょう♪実は山形県は全国でもラーメンの消費量がトップクラスなのだとか!ラーメン好きが揃う山形の人々を特に虜にしているお店の1つがこちら「麺工房 太麺屋(ふとめんや)」。鶴岡市内でも、時には1時間以上並ぶこともある大人気店なので、時間に余裕をもって到着することをおすすめします。

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そんな太麺屋のラーメンの特徴は、モチモチした縮れ太麺とたっぷりのチャーシュー。(細麺もあります。)かなりボリューミーだそうなので、麺の量を調節しつつ注文してくださいね(小盛り、普通盛り、大盛りから選べます)。魚介系のあっさりした醤油スープと一緒に、じっくり味わっていただきましょう。
●麺工房 太麺屋/山形県鶴岡市末広町29-20

【13:00】「庄内観光物産館 ふるさと本舗」でご当地土産をGET

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絶品ラーメンで満腹になったら「庄内観光物産館 ふるさと本舗」お土産を調達しましょう。こちらには、だだちゃ豆、岩ガキ、さくらんぼ、ラ・フランス、お酒、漬け物、和洋菓子などの山形の特産品・名産品を種類豊富に取り揃えた「銘品館」と、約130種類もの魚介類が水揚げされる日本海・庄内浜の旬がぎゅっと詰まっている「おさかな館」があります。

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老舗銘菓やスイーツはもちろん、季節のフルーツ、庄内の地酒、庄内平野のお米、お漬物、平牧三元豚や米沢牛等のお肉などから、日本海で捕れた新鮮な鮮魚まで、幅広くそろっています。周りの人へのお土産はもちろん、自分用のお土産にもピッタリの特産品が見つかるかも。もし買うものに迷ったら「麦切り」を選んでみて!細めのうどんに近い麺で、つるつるとしたの喉ごしがクセになる逸品です。
●庄内観光物産館 ふるさと本舗 /山形県鶴岡市布目字中通80-1
庄内観光物産館 ふるさと本舗

【14:30】実は見どころ満載!龍神、祈祷、人面魚の善寳寺

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旅の最後を締めるのは、車で約15分移動したところにある「龍澤山 善寳寺(ぜんぽうじ)」です。古くから龍神を祀り海の安全を祈願するお寺であったことから、現在も漁業関係の方々を中心に親しまれているんですよ。

こちらでまず注目していただきたいのは、ご祈祷の様子。ずらりと揃った僧侶の皆さまが、合図とともに一斉に、高く積み上がった経典をひとつひとつ手に取り、風を起こすように経典をバラバラと広げていく姿は圧巻。祈祷志願者に風を送ることで、経典の恩恵を届ける、という意味があるそうですよ。

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さらに、こちらの善寳寺は、「人面魚の寺」としても有名なんです。本堂の裏手にある「貝喰池(かいばみのいけ)」で。他の鯉たちと共にゆったりと泳いでいるこちらの人面魚。頭の部分にご注目!黒い模様が陰のようになって、まるで人の顔のように見えるんですよ。一大ブームを巻き起こし、いまもまだ愛されている人面魚に一度、お目見え願ってみてはいかがでしょうか?
●龍澤山 善寶寺/山形県鶴岡市下川関根100
龍王尊 善寳寺

【17:00】「おいしい庄内空港」から帰路へ

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善寳寺をしっかり堪能したら、帰りのフライトにあわせて空港に向かいましょう。空港までは車で約15分です。道中、余裕があれば、収穫後の田んぼに目を向けてみて。毎年秋から冬に、冬越しに訪れるたくさんの白鳥の群れが、食事をしたり、空を舞ったりしていますよ。こんなに近い距離で野生の白鳥を見られるのは、鶴岡ならではの光景です。レンタカーを返したら、旅の思い出を振り返りながら、飛行機で帰宅してくださいね。

ドライブしながら、山の力を戴くパワースポット巡り

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いかがでしたか?今回は、ドライブで巡礼する、パワースポットと海、庄内平野の美味を味わい尽くす3日間のプランをご紹介しました。詩歩さんも初めて巡る鶴岡の絶景には心を奪われっぱなしだったご様子。絶景のプロも感動する鶴岡で、自然のパワーに囲まれながら、生まれ変わるような神秘体験を、是非チャレンジしに来てはいかがでしょうか?

この記事は RETRIP掲載の記事を元に作成しています。https://rtrp.jp/articles/132701/