バス旅! 羽黒山 お手軽参拝コース
羽黒エリア
鶴岡市街地
手ぬぐいスタンプ設置箇所
山形県の中央に位置する、開山千四百年の月山、羽黒山、湯殿山。出羽三山と呼ばれるこの三つの山は、古くから山伏たちに崇められてきた神聖な修験場です。それぞれ過去・現在・未来を表し、すべてを巡ることで生きながら新しい魂として生まれ変わることができるとされ、江戸時代より多くの人に信仰されてきました。 その三山のひとつである羽黒山にあるのが、「三神合祭殿」。本来なら三山すべてを巡る「生まれかわりの旅」も羽黒山頂にある三神合祭殿にお参りすることでご利益があるとされています。鶴岡駅発着の路線バスを使えば、その山頂だってラクラク。1日乗り放題パスを活用して1日ゆっくり羽黒山を堪能しましょう。(路線バス時刻表は庄内交通公式サイトもご確認ください。)
鶴岡駅から羽黒山頂・月山八合目方面行きバス乗り場へ
鶴岡駅前のりば① 9:43発
鶴岡駅に着いたらまずはバス乗り場へ。
羽黒山方面は「041」系統から発車します。 1日何度でも乗り降りできる「つるおか1日乗り放題券」を購入しておくと便利です。
対象区域 | Cコース(鶴岡全域コース) |
金額 | 2,000円 |
利用方法 | バス車内、ICカードでのみお求めいただけます。 降車の際に乗務員お声掛けいただき、乗務員の案内のもと、エリアをご指定の上ご購入ください。 |
詳しくは | 庄内交通-つるおか1日乗り放題券 |
バス 約40分
出羽三山神域の表玄関「随神門」へ
最寄:羽黒随神門 10:19着
まずは鶴岡駅から約40分の「羽黒随神門」で下車。
随神門は、羽黒山参詣道の入口で、出羽三山の神域の表玄関と言われています。
ここからは徒歩で杉並木の参道を歩き、羽黒山五重塔(国宝)へ。自然を満喫しながら山さんぽを楽しみましょう。五重塔は平将門の創建と伝えられ、東北地方では最古の塔といわれる国宝の塔。現在の塔は約600年前に再建されたものといわれています。
白いお注連をつけて石段を参拝する「石段詣」の体験もおすすめです。
徒歩 約60分
羽黒山山頂・羽黒山三神合祭殿
五重塔からはそのまま徒歩で山頂まで参道を登ります。参道には2446段もの階段もあるので、歩きやすい恰好が◎。靴もスニーカーがオススメです。 山頂まで歩くと月山神社、出羽神社、湯殿山神社の神々を祀る三神合祭殿が見えてきます。月山(過去)、羽黒山(現在)、湯殿山(未来)、この三山のお参りが一度にできるため、すべてを巡る時間がない場合でも、ここだけ抑えておけばご利益を授かることができます。
羽黒山斎館で休憩
参拝後は、羽黒山斎館(羽黒山参籠所)でお昼ご飯。
参籠所とは、山伏などが一定期間籠って神仏に祈願する場所ですが、今は一般の参拝客の宿泊所、食事処として利用されています。
窓からは庄内平野の雄大な景色を眺められ、精進料理は、長い年月に育まれた上品で洗練された味わいを楽しめます。 芭蕉膳と名づけられた雪の膳、月の膳、花の膳の三種類もあります(要予約)。
住所 | 山形県鶴岡市羽黒町手向7 |
TEL | 0235-62-2357 |
定休 | 年中無休 |
公式サイト | http://www.dewasanzan.jp/publics/index/64/ |
羽黒山頂 13:00発
バス 約20分
大鳥居から玉川寺へ
最寄:大鳥居 13:24着
食事後は、バスで一気に大鳥居まで下ります。
この鳥居は高さ23.8m、幅が31.6mと東北一の大きさ!
そこから歩いて約15分の所に玉川寺があります。 国の名勝に指定されている玉川寺は、別名「花の寺」とも呼ばれるほど、四季折々の花が彩る美しいお寺。羽黒山中興の祖、天宥別当の造った名園では、九輪草やツツジ、カエデなどが咲き誇る姿を目にすることができます。
住所 | 鶴岡市羽黒町玉川字玉川35 |
TEL | 0235-62-2746 |
時間 | 午前9:00 ~ 午後5:00(4月~10月) 午前9:00 ~ 午後4:00(11月~3月) |
定休 | 無休 |
料金 | 大人400円、小中学生200円(団体割引あり) |
公式サイト | https://www.gyokusenji.or.jp/ |
大鳥居 14:49発
バス 約30分
バスでゆっくり鶴岡駅まで
15:20着
大鳥居まで歩いて戻ったら、そこからはまた路線バスで鶴岡駅まで。
おつかれさまでした!